岩国城に登る!
11/30(土)に尾道トレッキングクラブの仲間と、
山口県岩国市の岩国城 ( 城山 300m ) に登って来ました。
12月例会の前倒しで、今日は温泉 & 昼食付きなんです。
岩国城は、初代岩国領主吉川広家 ( きっかわひろいえ ) によって
慶長13( 1608 )年に作られた山城で、眼下を流れる錦川を天然の外堀にし、
標高約 200 メートルの城山に位置していました。
三層四階の桃山風南蛮造りでしたが、築城後7年で一国一城制により取り壊されました。
現在の天守は、昭和37(1962)年に再建されたものです。
( 画像はクリックすると大きくなります )
城下と城を隔てる錦川には、錦帯橋が架けられ特徴的な景観を作り出しています。
城下町はこの錦帯橋の道筋に整然と整備されました。
今日は、錦帯橋からも見上げることが出来る、画像 ↑ 赤丸の岩国城まで登って行きます。
今朝は放射冷却で随分冷えたため、錦川にもガスがかかって幻想的な風景を醸し出しています。
4枚並んだ画像の一枚目の橋まで歩き、城山に取りつきます。
四番目の画像は、その端から錦帯橋を写した画像です。
我々は何故、錦帯橋を渡らなかったと言うと、310円の橋の料金がいるからですぅ~ (笑)
下山後に時間があれば錦帯橋を渡って紅葉谷公園を散策しましょう。
吉向公園の綺麗に色づいた紅葉を見ながら歩いて行きます。
最初の城は、城山の尾根沿いに長さ180メートル、横に54〜108メートル、石垣の高さ5.4メートル、
天守閣は桃山風の南蛮造りと云われ、三層四階で本丸の北隅にそびえていたそうです。
この外に矢倉五棟、折り回し大門二門、埋門一門、井戸二堀がありました。
最初はなだらかな山道を登って行きました。
吉香公園の日ぐらしの道の看板がある辺りから、急な山道となりました。
結構ジグを切りながら直登の道を登って行きます。
岩場の道をグングン登って行きます。
おぉ~ やっと城の石垣らしき物が見えてきましたよ!
立派な石組の石垣が美しい!!
これぞまさにお城の石垣です。
歩き始めておよそ1時間、やっと岩国城まで登って来ました。
桃山南蛮造りの天守閣内には、錦帯橋の精密模型・写真・武具や甲冑などを展示されています。
天守閣は展望台になっていて、岩国市街の眺望を楽しむことが出来るそうですが ・・・
本日忘年会登山で、昼食を頂くのでお城には上がりませんでした。
これより城山登山道を下って行きます。
城山登山道 ( しろやまとざんどう ) は、1962年 ( 昭和37年 ) に完成した岩国城の外観復元工事の際、
工事用道路として建設されました。
頂上まで舗装された道路は、1971年 (昭和46年) からは、
一般車両の通行が禁止されており、絶好な散策コースとなっています。
その他に、ロープウェイを利用して登ることも出来ます。
ロープウエー山頂駅から岩国城まで、約 0.5km、標高差は約 200m です。
上の二枚の画像は、岩国城旧天守台です!
平成6年(1994)の旧天守台発掘調査の結果、往時の姿が相当残っていたため、
平成8年(1996)に石垣を築城当時の姿で復元したものです。
石垣は加工しない自然石をそのまま積み上げる野面 ( のづら ) 積みで、
隅石は、長方体の石の短辺と長辺を交互に積み上げる、算木 ( さんぎ ) 積みとなっています。
大釣井
大釣井は、慶長13年 ( 1608 )、岩国城築城時に造られた直径4.5mの大きな井戸で、
この付近は、城の水場として重要な場所であったことから 「 水の手 」 と呼ばれていました。
下山する道が工事中だったため、護館神を登って行きました。
丁度出逢った女の人が、こちらを登って行くと良いと教えてくれたのでした~
そうして歩くこと数十分、こんな場所に出ました。
城山展望台です!
城山展望台からの眺めです。
丁度、この城山展望台に登って来ておられた地元の方が、やはり道を間違っていると教えて下さいました。
やはり護館神の所の工事中の所を通るべきだったそうです。
この方は、この山の持ち主で一週間に一度は、この城山展望台まで登って来られるそうです。
ここからの下りは急で危険であるし、途中分岐があって間違い易いので
私について来て下さいと親切に道案内をして下さいました。
城山展望から見えて宮島の弥山!!
この辺りまでは良かったのですが、
後はロープありの急な下りの為カメラを納めて歩いたので画像はありましぇ~ん。
何度か分岐があり本当に道迷いしそうでしたが、親切な方のお陰で無事に下りて来れました。
下山した地点の民家です。
その方は橋が見える付近まで案内して下さいました。
本当に有難うございました~ m(__)m
錦帯橋も見えて来ました。
本日は、錦帯橋温泉・ 岩国国際ホテル にて入浴&昼食です!
温泉でリフレッシュしたら、美味しいお食事ですぅ~
岩国名物のうづみ寿司です!
これにゴボウやコンニャク鶏肉などの具沢山のお汁がついて来ました。
一緒に歩いた仲間のほとんどは、紅葉谷公園や吉香公園など散策したようですが ・・・
カラッチは、長旅の後で疲れもあったので、錦帯橋周辺で写真を撮ってました。
錦帯橋の後ろの山を向かって右から左へづっと歩いて来ました。
錦帯橋の全長は、193.3m の五連のアーチ状で・・・ アーチ部分の最高点は,川床から約 13m もあります。
今日はいつもと違う感じの山歩きでしたが、近場で楽しく歩くことが出来ました。
と言うサイトがありましたのでリンクしておきます。
錦帯橋を下から写してみました。
木の枠組みの素晴らしさが実感できますよね~
5連の構造(中央の3連はアーチ橋)という、世界的にもたいへん 希な構造です。
これは「流されない橋を作りたい」という先人たちの 情熱と、
独自に発展した架橋技術によって生み出されたものでだそうですよ。
現代においても、その技術は極めて高く評価されています。
錦帯橋は、日本三大奇橋の一つとも言われています。
一つ目は、山梨県大月市の 猿橋 、二つ目が 錦帯橋 で
三つ目が長野県上松町の 桟 ( かけはし )だそうです。
錦帯橋は、他に例を見ない特異な姿の 五連の反り橋 が特徴で、1922年 ( 大正11年 ) に国の名勝に指定されています。
橋の長さは、橋面にそって 210m、直線で 193.3m。また幅 5m、橋台の高さ 6.64m です。
紅葉の時期の錦帯橋も良いけど、桜の時期もまた良いですよ!
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まず・・錦帯橋って渡るのお金がかかるの??
知らなかったわ。。
岩国城・・も立派なお城だね。
お城は遠くで観る方がいいわ、中を見るより美味しいものが勝っちゃったのね・・(笑)
カケスさんのモデルも・・いつも元気で素晴らしい!!
投稿: milk | 2019年12月 4日 (水) 17時00分
milkちゃ~ん、こちらも見てくれて有難うね!!
うんうん、錦帯橋・・・橋の修復用に、渡る時お金が必要なのよ~
そうよね~ お城は遠くから見る方がいいよね~
お城までは結構な急な登りでした。。
ふふっ、そう美味しい物には叶いましぇ~ん(^-^;
カケス・・・何時も後姿ばかりですけど、毎朝のウォーキングは欠かさないので元気です。
投稿: カラッチ | 2019年12月 4日 (水) 20時20分
本当に風光明美な所にお住まいですよね。
地理的なものに疎くて、ですねぇ~こと西日本は良く分からない。
カラッチさんの尾道から山口県ってさほど遠くも無い?岩国も近場の範ちゅうなんですね。
錦帯橋、組み込み方が素晴らしい芸術巧みな技、ひと橋で6トンもの重さに耐えられる構造だって脱帽!昔の職人はいい仕事してますね。
お昼も素敵なメニューも目を楽しませてもらえました。
忘年登山お疲れさまでした('◇')ゞ
投稿: 千春 | 2019年12月 4日 (水) 21時31分
千春ちゃ~ん、こちら風光明媚でしょうか~~♪
山口県岩国市までは、カラッチの住んでいる尾道から車で2時間弱で行きます。
まぁ~近場の範疇って言えば、近場な方かなぁ~
>錦帯橋、組み込み方が素晴らしい芸術巧みな技・・・
うんうん世界的にも大変、希な構造で、これは「流されない橋を作りたい」という先人たちの
情熱と、独自に発展した架橋技術によって生み出されたものなんですよ。
千春ちゃんが、このように書いてくれたので、橋の下からの写真も追加しておきました。
本当に昔の人は、そんなに機械も無い時代に凄い仕事してますよね~(@_@。
忘年会登山と言うことで、岩国名物のお寿司でした~ 有難うね。。
投稿: カラッチ | 2019年12月 4日 (水) 22時22分