10/30 ・・・ 御射鹿池に行きます !
10/28(金)、10/29(土)とゆっくり妹宅で寛いだ私達は、
10/30 ( 日 ) 、 次の旅行の目的先の蓼科に向けて、調布IC から 諏訪南IC まで義弟の車で走りました。
車で 諏訪IC から 約18km、 八ヶ岳エコーラインから 「 新井上 」 の交差点を曲がり、
長野県道 191号 渋ノ湯堀線 ( 通称 「 湯みち街道 」 ) を登って行くと右手に現れました。無料の駐車場も完備されていて、綺麗なトイレもありました。
ちなみに御射鹿池 ( みしゃかいけ ) という不思議な名前は、文字通り、諏訪大社の鹿狩り場のことです。
諏訪大社に伝わる神に捧げるための鹿を射るという神事、
御射山御狩神事(みさやまみかりしんじ)に由来すると推測されるそうです。
標高 1,500m の山の中にある風光明媚な池で、
静かな水面には背景の山々の風景が逆さに映り込み、幻想的な光景を創り出します。
その姿は多くの人のインスピレーションを呼び覚まし、
日本を代表する画家 ・ 東山魁夷の昭和 47 年の作品 ・ 『 緑響く 』 のモチーフになったことで知られています。
緑深い森の中に白馬が一頭、佇む神秘的な絵です。
『 緑響く 』 が、シャープの AQUOSのCM で使われたことで、一躍有名になりました。
その絵画と女優の吉永小百合さんをコラボさせて撮影された、液晶テレビのCMです。
一頭の白い馬が、緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、右から左へと歩いて消え去った。
東山魁夷もそんな空想をしながら描かれたのでしょうか ~
周りの木々や水面が幾通りにも表情を変え、訪れる人を魅了する御射鹿池ですが、
東山画伯が描いたのは、初夏から真夏にかけての景観だと言われています。
周囲のカラマツ林は、季節ごとに大胆に色を変え、
春には新緑、夏には深い緑、秋には黄金色に黄葉し、そして冬には真っ白な雪と氷に閉ざされます。
そうしたそれぞれの季節の風景を御射鹿池の水面が静かに映し出し、
日々違った顔を見せるのが隠れた魅力と言えます。
人がいないときの湖面に映り込む自然の美しさは、「 まさに一幅の絵のようです 」 と地元の観光関係者も力説します。
この画像が、東山魁夷の世界に近い画像でしょうか ~
池は 酸性 が強く、生き物が棲息することができません。
酸性を好む チャツボミゴケ が湖底に繁茂しているために、池面が青緑に輝き、そこに周囲の森が映るのだとか ・・・
同じ日でも、時間帯によって全く違う顔を見せてくれ、何度も足を運びたい場所だそうです。
池の水は今でも麓の笹原地区で大切に利用されており、池の周囲も笹原の人たちによって整備されています。
御射鹿池 ( みしゃかいけ ) は、農林水産省の 「 ため池百選 」 にも選定されています。
こんなに美しい池ですが、実はこれは農業用のため池で、
冷たすぎる八ヶ岳の水をお日様に当てて稲作に利用するために、昭和の初めに作られたものだそうです。
こんな綺麗な水がゴウゴウと流れていました。
池の水は今でも麓の笹原地区で大切に利用されており、池の周囲も笹原の人たちによって整備されています。
ではそろそろ御射鹿池は見納めにして次に向かいましょうか ~
御射鹿池を後にした私達は、蓼科メルヘン街道を走って乙女の滝に向かいました。
紅葉もまだ黄色が多いですね ~
木戸口神社の脇を通り、紅葉の進む乙女の滝への道を歩いて行きました。
その先には長い階段があり、少々心が折れましたがカラッチだけ向かいました ~
乙女の滝は、長野県茅野市北山蓼科中央高原にある滝で落差 15 m 。
乙女の名に反して滝は豪快でした。
この滝は標高約 1,400m の横川渓谷トレッキングコースの入り口にあります。
岩盤から落ちる滝を見上げる形になるので、青空から滝が落ちてくるような感じにも見えます。
蓼科高原を流れる滝之湯川から導水してきた農業用水路を渋川に渡して下流へ送るため、
落差 15m の崖から一気に落下させています。
自然の滝に見えますが、「 大河原堰 ( 農業用水路 )」 の一部で人工の滝です。
横川渓谷には 「 おしどり隠しの滝 」 「 王滝 」 「 霧降の滝 」 がありますが、
乙女の滝まで下って、へこたれてしまい行けませんでした ~( 汗 )
その後、麦草峠の駐車場に車を停めて、白駒の池まで歩きました~
ここは 2006年8月 に、ハイジさん夫妻と 高見石まで登り白駒の池まで歩いた 思い出の場所です。
白駒の池へ ・・・
北八ケ岳独特の苔むした森の中を歩いて行きます。
白駒山荘に到着しました ~
皆で高見石小屋名物のカレーうどんを食べました。 うどんは「 ほうとう 」 でとっても美味しかったです !
そうして 〇 ちゃんと紗有美にこの手作りのお人形を買いました。
喜んでくれるかな ~ ??
白駒池の紅葉も終盤のようです !
白駒の池の散策を終えて、今夜のお宿・新湯(しんゆ)温泉までメルヘン街道を通って帰りました。
新湯温泉に入り、お部屋に通された私達はまず一番に露天風呂に浸かりに行きました ~
貸し切り露天風呂から見える紅葉が見事でした。
貸切露天風呂は名前を記入し、30分毎 に札をぶら下げて使うようになっていました。
おぉ ~ 一幅の絵巻のように美しい ~~
新湯温泉で貸切露天風呂で汗を流した私達は、これから夕食を頂きます。
【 蓼科 山キュイジーヌ 】 と言う創作料理を個室のお食事処で頂きました。
お料理は一品づつ、温かい物で運ばれて来ます。
まずは、お口はじめ・信州福味鶏胸ハム・諏訪湖産ワカサギの洋風佃煮・大王岩魚 小袖寿司・カプレーゼ・ハモンセラーノ
長野県産米と麹の甘酒・南瓜ムース・信州牛リゾットコロッケ・信州サーモン味噌焼き
スープ・秋映えの甘藷スープ・紅芋と栗のムース
魚料理・目鯛ゆず塩麹焼き 帆立と大葉の湯葉巻揚げ・山高味噌とトマトのソース
肉料理・信州牛のソテー 2種の味わい・デミグラスソース & 安曇野産のきざみわさび
ご飯物・蓼科スープカレー又は焼き味噌茶漬け
私達は、焼味噌茶漬けを頂きました ~
デザート・八ヶ岳牛乳を使用した峯岡豆腐
大変美味しゅうございました ~ ご馳走様でした ~
さて、お食事の後は ・・・ もう一度露天風呂に入りましたよ !
そろそろお休みタイムとしましょうか ~
今回も和気藹々と大部屋で五人一緒に休みます。
10/31 ( 月 ) の 北八ケ岳ロープウェイから坪庭 に続きます。
« 苗場ドラゴンドラからの紅葉 | トップページ | 11/31(月)北八ケ岳・坪庭散策 »
「旅」カテゴリの記事
- ザ・ウインザーホテル洞爺リゾートでの様子(2023.10.20)
- 富良野お花畑・四日目・・・小樽・神威岬・洞爺湖クルーズ・ザレイクスィート湖の栖(泊)(2023.10.18)
- 三日目・富良野ラテール・青い池・新プリンスホテル・(2023.10.16)
- 二日目・層雲峡黒岳・流星の滝・銀河の滝・赤岳登山口の銀泉台の紅葉(2023.10.14)
- 三姉妹と夫達による北海道の紅葉・満喫旅 !!(2023.10.13)
おぉぉ…一気にアップされてる。
どこも紅葉が素晴らしい。
そしてやっぱり3姉妹が美し過ぎる。
清津峡は近くを通ったことは何回もあるけど寄ってない。
最近も行った人の写真見て感激してた。
来年はぜひ行ってみるわー。
投稿: ミセスハイジ | 2022年11月27日 (日) 08時49分
ハイジちゃ~ん、続いて見てくれて有難う~~ね。。
>おぉぉ … 一気にアップされてる。
ふふっ、づっと旅の記録を書き溜めていたのでね、一気にアップしましたよ~
清津峡・・・一度は行ってみるべしですぅ~
とても良い所でしたよ! ハイジちゃん家からも近いしね。
紅葉、何処も最盛期で~~♪
妹や姉にブログに写真アップすること伝えてないから、怒るかな(笑)?
この後三姉妹にそれぞれ、旅の記録としてデジブックを作ってプレゼントする積りなのよ!
投稿: カラッチ | 2022年11月27日 (日) 19時35分