我が町・尾道に新しい市役所庁舎が出来上がりました~
古い庁舎は、1960年(昭和35年)に出来たもので、耐震設備も充実して無く危険と言うことで
立て直されることになりました。
2020年(令和2年)1月5日(日)に新庁舎のお披露目があったのですが、
新年早々と言うことで、まだ出来上がった新庁舎を見てないので
2/13(木)に尾道市役所・新庁舎の見学に出掛けて来ました。

その前に友人と一緒に、「梅月(うづき)」でランチも楽しみました。
量も丁度良く、お刺身も新鮮で美味しかったですぅ~
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少し尾道の歴史にふれておきます。
中世より交通の要衝であった 尾道 は、1168年備後大田庄の年貢積み出しのために蔵屋敷が建てられ、
翌1169年には、尾道が公認の港となりました。
1189年には、年貢米の積み出し港として栄えはじめ、
江戸時代には北海道~大阪を結ぶ大型船 「 北前船 」 の寄港も始まりました。
その繁栄ぶりは「北前船が寄港すると町がひっくり返るような賑わいを見せた」とも言われています。
この地で財を成した豪商や歴代の権力者による庇護・寄進により、数々の神社仏閣が出来ました。
南側が狭い所で幅約200mの一見すると、河のような細長い海峡である尾道水道や
尾道三山 ( 千光寺山・西国寺山・浄土寺山 ) の峰を中心に神社仏閣、海に下るにつれ、住宅地や商業地となり
そうした中で豪商が生まれ活発な商業活動が行われた 「 商人のまち 」 でした。
現在では、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの
美しい島々とそれらを繋ぐ橋が織り成す、「 せとうちしまなみ海道 」 により、
徒歩や自転車でも渡ることが出来るため、その景観の美しさもありサイクリストに人気のルートとなっています。
また広島と島根をつなぐ、尾道松江線「 中国やまなみ街道 」 が平成27年に全線開通し、
尾道市〜松江市間137kmが約2時間30分と、80分も短縮されました。
そうした「瀬戸内の十字路」としての役目を担う尾道市にとって、新しく出来た新庁舎の役目は大きいと思います。
それでは尾道市の新たな “ 顔 ” となる新市庁舎を見てみましょう~

新庁舎入口は、現在旧庁舎を解体中の為こんな感じでした~
広いスロープも設けられて、身障者や高齢者に優しい入口となっていました。

受付や事務所の中も広々として気持ちの良い空間が広がっています。
キッズコーナーもあり、子供連れでも楽しめる施設となっていましたよ。
新庁舎は、地下1階・地上5階で、鉄骨・一部鉄骨鉄筋コンクリート造りで、延べ1万4496平方メートルだそうです。
地下は駐車場となっていて、
旧庁舎(7475平方メートル)の約2倍の広さとなっています。
総事業費は、72億3千万円!!

外観は地元産業の造船技術を活用し、
曲線美のある鉄板で覆うなどして巨大な客船をイメージして作られています。
美しいフォルム!!
庁舎2階には、夜間や休日にも市民が使用できる多目的スペース ( 約460平方メートル )も設けられ、
美術作品の展示、ダンスやヨガなど軽い運動での使用を想定してあるそうです。
カケス達の絵の展示にもも使えそう~

市民らが利用できる屋上の展望デッキからは、
庁舎南に広がる尾道水道や向島、北にはの寺院が集積する
尾道三山 ( 千光寺山・西国寺山・浄土寺山 ) を望むことが出来ます。

階段も緩やかに作ってあり、高齢者や幼児にも優しい心遣いが嬉しいです。
外階段を利用すれば時間外でも、2階にも自由に上がることが出来、
市民の皆さんが楽しめるようです。
また防災面では、地震の揺れを抑える免震装置を地下に、非常用発電設備を5階に設置するなどし、
災害に強い庁舎となっているそうです。

夜間の景色も素晴らしいですよ!
尾道水道に映るドックのネオンなど、まさに尾道10000ドルの夜景です。
デッキも船をイメージして、ライトにも船にある仕様となっていました。
そうして手すりが内側に斜めになっているのも優しい心遣いです。
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それではこれから、尾道の街を談笑しながら散策します。


商店街は木曜日で休みでしたが、商家の入り口の 「 ひょっとこ 」 や
小物のお店で可愛らしいひな人形や五月飾り、皆こうした小物が好きで、「 可愛いなぁ~ 」 とパチリ!
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皆さんとお別れして、カラッチはバス時間待ちの間 ・・・

2019年3月10日にリニューアルオープンした JR尾道駅 も撮影!
その後向かった先は、ブログにアップしようと思いつつそのままになっていた
「 U2 」 にも行って来ました。

現在の尾道市は、数々の映画の舞台となったほか、サイクリストの聖地としても有名です。
尾道市を通る「瀬戸内しまなみ海道」は、西瀬戸自動車道の愛称であり
しまなみ海道は、徒歩や自転車でも渡ることが出来るため、
その景観の美しさもあり、サイクリストに人気のルートとなっているのです。
尾道から今治までの間には、
自由に相互の乗り捨てが可能な、レンタサイクルのターミナルが14箇所設置されており、
多くのサイクリストたちが行き交います。


その昔1939年には、西御所岸壁および浮桟橋など大規模な改修が行われました。
その後、昭和初期に建てられた海運倉庫群は、現在余り使われなくなり
尾道水道のウォーターフロントに存在する港湾施設を、活気のある港湾空間の創造を目標に再開発されました。
そうして選定されたのが 『 ONOMICHI U2 』 ( 尾道 U2 ) でした。
施設内には、ホテルのほか、レストラン・バー・ベーカリー・サイクルショップなどが入っています。

中でも人気なのが、世界一の自転車メーカーのサイクルプロショップ 「 GIANT 」 なのです。
サイクリストにとっては憧れのメーカーだそうですよ!
GIANT製の上質なレンタルスポーツバイクは、スタッフが一人一人に合わせて調節してくれるそうです・

またサイクリストの為に、6000万円を投じて作られたトイレとシャワーも近くにあります。
これが結構サイクリストに人気のようです。

以上、尾道散策レポでした~ (^-^;
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2/14のバレンタインに、ママと〇〇美からのプレゼント!!

リーフ型の可愛いチョコでした!
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